世田谷の薪ストーブ専門店　ストーブラボ　― Wood Stove Pro Shop STOVE LAB ―

　薪ストーブを設置したいとお考えの方に、新築住宅と既設住宅二通りのケースに関して機種の検討、設計から設置工事までの大まかな流れをご説明します。

・設計士に薪ストーブ導入の要望を伝える
・ストーブ施工業者の選定
・適切な設置位置の検討
・機種の選定
・住宅の設計と並行して薪ストーブ並びに煙突のプランニング
・費用の確認
・施工日程の調整
・設置工事の実施
・引き渡し

・ストーブ施工業者の選定
・適切な設置位置の検討
・機種の選定
・薪ストーブ並びに煙突のプランニング
・費用の確認
・施工日程の調整
・設置工事の実施
・引き渡し

　主に富裕層が高級別荘などに設置する暖炉は、見かけは素敵ですがオープンファイヤーと言う構造上暖房能力には不満が多々聞かれる設備でした。その代替品として30年ほど前から日本でも徐々に普及が進んできたのが薪ストーブです。高気密構造により高い燃焼効率を実現し、それはそのまま高性能な暖房機器であることを意味しました。
　暖炉の直接的代替え品としての壁内埋め込み型はもちろん、独立型の薪ストーブも徐々に認知が進み、毎年緩やかではありますが確実にシェアを広げ今では多くのユーザーに楽しまれています。またかつては富裕層の贅沢品であった薪ストーブも、徐々にお求めやすい価格帯へと推移している事も普及が進む一つの要因でしょう。
　昨今では環境問題への意識の高まりと共に、カーボンオフセット実現の代表例の一つとして益々注目度の高まる薪ストーブ。電力を一切必要としない燃焼方式は、自然派志向の人々にとっても実にスムーズに受け入れられる日用品と言えます。揺らめく炎の美しさは何物にも代えがたく、あなたの生活をより一層暖めてくれることでしょう。

　年間に何件かは薪ストーブが火元となった火災事故が発生しておりますが、それらの殆どはユーザーさんが間違った、あるいは不十分な知識で独自に設置・運用したことが原因と考えらます。薪ストーブはもちろん、住宅を貫通して設置される煙突は正しい知識で設計・施工され、また正しい使用方法で運用されている限りとても安全な暖房機器です。
　また薪ストーブがその性能を十分発揮するためには、適切な設計に基づく煙突の設置が必要不可欠です。薪ストーブの吸排気は煙突内に発生するドラフト（上昇気流）の力によって行われますので、煙突が正しく設置されていないとそのドラフトが不十分でストーブが本来持っているパフォーマンスが発揮されなかったり、室内に頻繁に煙が逆流したりと言った事が起きる可能性もあります。
　薪ストーブ専門の施工業者にご依頼いただく事により、安心して快適に薪ストーブライフをお楽しみいただく事が出来ます。

　薪ストーブを設置するにあたり、建物のどの位置に置くのが適しているかを先ず検討します。新築であれば設計段階からお施主さんや設計士さんを交えて自由度の高いプランニングが可能ですが、既設住宅に取り付ける場合には様々な制限の中で最適な場所を選ぶことになります。いずれにせよ、なるべく早い段階からストーブショップに相談する事をお勧めします。特に既設の場合には現地調査が重要になります。必要に応じて何度も足を運ぶ事もあります。
　設置場所の検討と前後してストーブの選定をします。予め機種を決めているお施主さんもいれば、全く未検討の方もいらっしゃいます。永く付き合う事になるストーブなので、時間をかけてじっくりと選んでいただければと思います。
　設置場所と機種が決まったら、おおよその必要部材を拾って概算の見積書を作成します。ストーブの設置費用は大きく「ストーブ本体」「煙突」「設置工事費」の3要素からなります。使用部材や施工方法等、工事の内容が異なれば総工費も大きく変わってきます。大工工事や左官工事が必要になる場合もありますので、複数の業者で見積もりを取る際には明細をよく確認して比較しましょう。
　概算の見積書に問題が無くストーブショップとも信頼関係が築けそうであれば正式に工事を依頼します。お施主さんとお店、場合によっては工務店を交え、改めて工事内容の検討をします。疑問点などあれば納得のいくまで説明を受けましょう。使用部材や工法が決まると改めてより精密な現地調査が行われ正式な見積書が作成されます。遮熱対策費等の付帯工事も含めて、トータルで幾らくらいの費用がかかるのかがこの時点ではっきりしてきます。分からない部分があれば良く説明を受けて、納得がいくようであれば設置工事の契約を結びます。契約時点で総工費の半金程度を前払いするのが一般的です。工事が完了し引き渡しが行われた後、残金を支払います。
　実際の設置工事はお店とよく相談して日程を調整します。必要に応じて近隣住宅に挨拶に行く事もあります。新築住宅に設置する場合は、工務店と施工業者の間で日程を調整し工事日を決定する事になります。
　大工工事や左官工事を除けば、設置工事自体は通常2、3日で完了します。設置が済んだら現場をよく確認し、工事内容に問題が無ければ使用方法や注意点、燃料やメンテナンスに関する説明を受けた後引き渡しとなります。

　ストーブラボでは薪ストーブのご紹介からプランニング、設置工事、使用方法のご案内、そしてメンテナンスなどのアフターケアまで、ユーザー様がご安心いただける様丁寧に説明し、また親身にお世話させていただきます。ご興味を持ち始めたばかりだと言う方から具体的にご購入を検討されている方まで、どなた様もお気軽にご相談くださいませ。